【クイズ】神奈川県、本当はすごい県。あなたはどれだけ知ってますか?
横浜・川崎・湘南・鎌倉・箱根・三浦——多彩な顔を持つ神奈川県。人口、面積、政令市、中華街、かまぼこ、まぐろ、大根…意外な順位を10問のクイズで振り返りましょう。
「神奈川といえば?」と聞かれて、最初に浮かぶのは何でしょうか。
横浜の夜景。鎌倉の大仏。江ノ電と海。箱根の温泉。小田原のかまぼこ。湘南の海岸線——人それぞれ、思い浮かべる景色があるはずです。観光地としても、住む街としても、これほど顔の多い県は全国でもそうそうありません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
「東京の隣にある県」という言い方を、私たちは無意識にしてしまいがちです。あるいは、首都圏のベッドタウン、おしゃれな観光地、というイメージで止まってしまう。実はそれ、神奈川県という巨大な存在のほんの一面しか見ていないのかもしれません。
数字で見ると、神奈川は驚くほどスケールが大きい県です。逆に、「あれが日本一じゃない?」と思っているものが、意外と1位ではなかったりもします。
——今回のクイズ、いくつ正解できるでしょうか。長く神奈川に住んでいる方も、たまに遊びに行く程度の方も楽しめるような10問をご用意しました。
「神奈川県」って、こんなところ
日本の首都・東京の南西に広がる神奈川県。北は東京都、西は山梨県、南西は静岡県と接し、東と南は東京湾・相模湾の海に面しています。
地図で見るとそれほど大きく見えませんが、その中身は驚くほど多彩です。横浜・川崎の都会的な街並み、湘南・鎌倉ののどかな海辺、丹沢・箱根の山々、三浦半島の漁港町——車で1〜2時間も走れば、まったく違う風景に出会えてしまう。これが神奈川の懐の深さです。
歴史も負けていません。鎌倉時代には日本の政治の中心であった鎌倉幕府がここに置かれ、江戸時代には東海道の要衝として小田原・箱根が栄え、幕末には横浜港が日本の開国の舞台となりました。中華街、洋館、レンガ倉庫、外国人墓地——いま私たちが「横浜らしい」と感じるあの異国情緒は、そのまま日本の近代史の一場面でもあるのです。
そして現代。
神奈川は実は、人口でも経済でも、ちょっと信じられないくらいの規模を持つ「巨大県」です。京浜工業地帯は日本の製造業を引っ張り続け、みなとみらいや川崎の臨海部には世界的な企業が集まる。観光地としても住む場所としても働く場所としても、神奈川はあらゆる面で日本のトップクラスにあります。
それなのに、私たちはどこかで「東京の隣の県」と軽く見てしまう。今回のクイズは、そんな見方をひっくり返してくれるはずです。
クイズをかんたんにご紹介
- 神奈川県の「人口」をめぐる、ちょっと意外な順位の話
- 横浜という街が、日本の都市の中で持っている「ある記録」
- 1つの県に複数集まる、ある制度の話(これは全国でも神奈川だけ!)
- 人口と面積のギャップから見えてくる、神奈川の「過密さ」
- 横浜中華街——その規模、数字で言えますか?
- 「○○の名産といえば神奈川」が、実は1位ではなかった食べ物
- 京浜工業地帯を抱える神奈川の、本当の経済規模
- 三浦半島の港町に揚がる、ある魚のお話
- もう一つ、「神奈川名物」と思っていたら全国1位じゃなかった野菜
横浜・川崎の都市部から、三浦半島の漁港、小田原の老舗ブランドまで、神奈川を多面的に切り取った10問です。
長年神奈川にお住まいの方は「いやいや、これくらい知ってますよ」と自信たっぷりに挑んでみてください。きっとどこかで、「えっ、本当?」という瞬間に出会うはずです。県外の方は、神奈川という土地の本当の姿に、ちょっとだけ詳しくなれるはずです。
ご家族や友人と「これ、知ってた?」と話題にしながら解くのも楽しい問題ばかり。今日の食卓のネタに、ぜひ1問拾っていってください。
それでは——あなたの知る神奈川、本当の神奈川と、答え合わせをしていきましょう。
クイズに挑戦!
神奈川県の人口は都道府県で全国何位?(2024年10月1日 / 総務省統計局)
横浜市は2024年時点で、政令指定都市20市の中で人口が最も多い市である。(参考: 横浜市公式)
神奈川県内には政令指定都市が何市ある?1県にこれだけの数は全国でも神奈川だけ。(参考: 神奈川県公式)
人口第2位なのに面積は意外に小さい神奈川県。面積は全国47都道府県で何位?(参考: 国土地理院 2024年)
神奈川県の人口密度は、東京都・大阪府に次いで全国3位である。(参考: 総務省統計局 2024年)
日本最大かつ東アジア最大の中華街「横浜中華街」。約何店舗が軒を連ねる?(参考: 横浜中華街発展会協同組合 2022年)
「小田原かまぼこ」で全国的に有名な神奈川県だが、かまぼこの生産量全国1位(令和5年)はどの都道府県?(参考: 農林水産省)
神奈川県の製造品出荷額は全国5位(2022年)である。(参考: 経済産業省工業統計)
三浦半島の先端「三崎港」は、遠洋漁業の基地として発展してきた日本有数の何の水揚げ港?
三浦半島の名産「三浦だいこん」で知られる神奈川県。大根の生産量が全国1位(令和4年)なのはどの都道府県?(参考: 農林水産省)
回答と解説まとめ
クイズに挑戦してからおさらいにお使いください。
第 1 問: 神奈川県の人口は都道府県で全国何位?(2024年10月1日 / 総務省統計局)
正解: 2位
神奈川県の人口は約922万5千人(2024年10月1日 / 総務省統計局)で全国2位。3位・大阪府(約876万人)に約46万人の差をつけており、九州全体の人口にも迫る「巨大県」です。
第 2 問: 横浜市は2024年時点で、政令指定都市20市の中で人口が最も多い市である。(参考: 横浜市公式)
正解: ○
横浜市の人口は約375万人(2024年 / 横浜市公式)で政令市最多。2位・大阪市(約276万人)との差は約100万人で、「最大の政令市」として群を抜く規模を持っています。
第 3 問: 神奈川県内には政令指定都市が何市ある?1県にこれだけの数は全国でも神奈川だけ。(参考: 神奈川県公式)
正解: 3市
神奈川県は横浜・川崎・相模原の3政令市を擁し、「1県に3政令市」は全国唯一(参考: 神奈川県公式)。他に2政令市を持つのは大阪府・静岡県・福岡県などがありますが、3市は神奈川だけです。
第 4 問: 人口第2位なのに面積は意外に小さい神奈川県。面積は全国47都道府県で何位?(参考: 国土地理院 2024年)
正解: 43位
神奈川県の面積は約2,416km²(2024年 / 国土地理院)で全国43位と非常に狭く、大阪府・東京都・香川県などに続く最小クラス。人口2位の規模をこの狭い面積に詰め込む過密さが神奈川の特徴です。
第 5 問: 神奈川県の人口密度は、東京都・大阪府に次いで全国3位である。(参考: 総務省統計局 2024年)
正解: ○
神奈川県の人口密度は東京都・大阪府に次いで全国3位(2024年 / 総務省統計局)。約922万人が約2,416km²に集中しており、1km²あたり3,800人以上が暮らす高密度な都市県です。
第 6 問: 日本最大かつ東アジア最大の中華街「横浜中華街」。約何店舗が軒を連ねる?(参考: 横浜中華街発展会協同組合 2022年)
正解: 約630店
横浜中華街の総店舗数は約630店(2022年 / 横浜中華街発展会)。うち中国料理店が約200店、他飲食店・食品小売・サービス業などが並びます。日本最大・東アジア最大の中華街として国内外に知られます。
第 7 問: 「小田原かまぼこ」で全国的に有名な神奈川県だが、かまぼこの生産量全国1位(令和5年)はどの都道府県?(参考: 農林水産省)
正解: 兵庫県
かまぼこ生産量の全国1位は兵庫県(令和5年 / 農林水産省)。小田原かまぼこは室町時代に起源を持つ歴史的ブランドで、生産量より「品質・伝統」で全国に知られる神奈川を代表する名産品です。
第 8 問: 神奈川県の製造品出荷額は全国5位(2022年)である。(参考: 経済産業省工業統計)
正解: ○
神奈川県の製造品出荷額は約18兆2,456億円(2022年 / 経済産業省)で全国5位。愛知・大阪・静岡・兵庫に次ぐ規模で、京浜工業地帯を中心とした重化学工業が神奈川経済の大黒柱です。
第 9 問: 三浦半島の先端「三崎港」は、遠洋漁業の基地として発展してきた日本有数の何の水揚げ港?
正解: マグロ
三崎港はメバチ・クロマグロ・ミナミマグロなど多種のマグロが揚がる遠洋マグロ漁業の一大拠点。昭和初期に大型漁船が整備されて以来、「三崎まぐろ」は全国的なブランドとして定着しています。
第 10 問: 三浦半島の名産「三浦だいこん」で知られる神奈川県。大根の生産量が全国1位(令和4年)なのはどの都道府県?(参考: 農林水産省)
正解: 千葉県
大根生産量の全国1位は千葉県(令和4年 / 農林水産省)。三浦半島では江戸時代から大根栽培が続き、明治末〜大正期に「三浦大根」が品種として確立された首都圏近郊農業の代表格ですが、生産量では千葉・北海道・青森が上位です。



